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バス停留所

劇場公開日:1956年11月22日

解説

「ピクニック」のウィリアム・インジ原作による同名のブロードウェイ・ヒット・コメディの映画化である。脚色は「七年目の浮気」のジョージ・アクセルロッド。「ピクニック」に続きジョシュア・ローガンが監督した撮影は「七年目の浮気」のミルトン・クラスナー、音楽は「王様と私」のアルフレッド・ニューマンと、「純金のキャデラック」のシリル・J・モックリッジの共同担当。主演は「七年目の浮気」のマリリン・モンロー、舞台俳優で本編により映画でビューのドン・マレイ「純金のキャデラック」のアーサー・オコンネル。他に「ピクニック」ノベティ・フィールド、舞台に出演したアイリーン・ヘッカート、「お若いデス」のハンス・コンリードなど。

1956年製作/アメリカ
原題または英題:Bus Stop
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1956年11月22日

あらすじ

ボウ(ドン・マレイ)はモンタナ州の片田舎に育った21歳のカウボーイ。アリゾナのフィニクスで行なわれるロデオ選手県体会に先輩ヴァージル(アーサー・オコンネル)に連れられていくことになる。ボウは初めての旅に張り切るがヴァージルに、もう大人なんだから女を作れといわれてクサる。ボウはいやいやながら承知するが、女を探すなら“天使”を探す、カウボーイたちが探すような変な女には眼もくれないと豪語する。2人はフィニクスの安ホテルに泊まる。ボウが入浴している間にヴァージルは“ブルウ・ドラゴン”というカフェに遊びにいく。そこの女給チェリイ(マリリン・モンロー)は自分では歌手の積りだが、客に酒を買わせる女給として雇われているのが頗る不満。その日も、この問題で支配人と口喧嘩をしたが、それでも人のよさそうなヴァージルをカモにする。チェリイが客の前で歌っているとボウが現われる。彼は一目でチェリイに惚れ、これこそ理想の天使と思い込む。彼女を外に連れだしてキスしても拒まない。ボウは婚約ができたと独り決めしてヴァージルにチェリイとの結婚を打ち明ける。ヴァージルが驚いて反対しても聞き入れない。翌日ボウはロデオに出場、各種目に優勝してゆく。チェリイも見にきていたがそのうち競技の間に彼女と結婚式を挙げるために牧師を雇ったことを知ってびっくり。結婚式は危うく逃れたがチェリイはヴァージルから金を貰って町へ逃げ出すことにする。彼女がバス停留所でロサンゼルス行きを待っていると、ロデオに優勝したボウが現われる。ボウは彼女をつかまえ無理やりモンタナ行きに乗せる。バスは出発したが、やがて行手が雪に埋もれ、グレース・ダイナーというカフェの前で立往生。乗客は居眠りするボウを残して皆カフェに入る。暫らくして眠りから覚めたボウはカフェに現われチェリイをバスに連れ戻そうとする。それを見兼ねた運転手カールは2人の間に入りボウに彼女に謝れという。ボウは聞入れない。するとヴァージルがボウを懲しめるため、カールと2人で散々殴りつける。ボウはやっとおとなしくなり、2度とチェリイの自由を束縛しないと謝る。雪にとざされた道路が開き、バスが出発することになる。チェリイを諦めたボウは、彼女にせめて別れのキスを許してくれという。ところが意外、彼女はボウについて行くと言い出し彼を驚喜させる。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第14回 ゴールデングローブ賞(1957年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) マリリン・モンロー
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映画レビュー

0.5 銀座文化で鑑賞

2024年7月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

この時代のヤンキーは、自分本位で好きになれない。
あっ、今も変わらないか。

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ムーラン

4.0 映画史上最悪の腹立たしい男

2024年3月3日
PCから投稿

未だかつてこんなに腹立たしい人間はいない程の自分勝手なノータリン男の話でした。
同情すべき点も、いい奴的エピソードも皆無。ひらすらイヤなバカ男です。

ラブコメディだから仕方ありませんが、ハッピーエンドをこれほど恨めしいと感じた映画はありません。

MM先輩が映画関係者から総すかんを喰って久しぶりにハリウッドに戻っての満を持した作品で最高の演技と賞賛する評価も散見されますが、薬漬けの白塗りも痛々しく、それほどのものとも感じられません。先輩なのでオマケの4点。

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越後屋

3.5 マリリンらしい溌剌さは減ったがラストの笑顔はマリリン史上最高の名演...

2019年12月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

マリリンらしい溌剌さは減ったがラストの笑顔はマリリン史上最高の名演技と言えよう。

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モーさん

4.0 マリリン・モンローという着ぐるみ

2019年8月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ちょっと昔、新宿歌舞伎町の風林会館の多国籍キャバクラに入った
ついた女性は白人の、金髪でこそないがマリリン・モンローのような超グラマーな女性だった
しかし彼女は見た目とは違って、まるで吹き替えの洋画を観るかの様にとても流暢な日本語を話した

「この外人の外見は着ぐるみと思って下さい
中身は普通の日本人なんです
両親はスペイン人ですが、日本で生まれて日本の公立の幼稚園や学校で日本人の友だちと一緒に育ちました
梅干し茶漬け食べて、風呂に入って、あ~幸せと普通に思うひとなんです
だから普通の日本の女の子が隣に座っていると思って下さい」
そう青い瞳の彼女は話した

その話を本作を観て思い出した
マリリン・モンローも同じだと
彼女の抜群のセックスアピールを持つ肉体は着ぐるみなんだと
内側にいるのは真面目な本格派の女優を目指して努力している女性ノーマ・ジーン
彼女はその恵まれた外見を武器にして女優のチャンスを掴めた
そして逆に。その外見は本当の彼女の性格とのギャップで彼女自身を苦しめている

頭の悪い金髪女性のイメージから脱皮しようと、マーロン・ブランドなどそうそうたる俳優達がこぞって学んだメソッド演技法を身に付けて復帰したのにも関わらず本作の役はこの通り同じであった
確かに彼女の表情、仕草、目線は今までの作品からは明らかに変わって優れたものになった

しかし、それは誰からも求められていなかった
監督からも、映画会社からも、そして観客からも
無駄に名演技なのだ

本作を撮り終えた彼女の絶望はどれ程のものだったろう
恋愛アパートや結婚協奏曲での演技の様に開き直って徹底的に頭の悪い金髪女性を適当にこなした方が遥かに面白い映画になったはずだが、彼女は真面目過ぎたのだ

超絶な美女に生まれてしまった女性の孤独と苦しみを感じた

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あき240